横浜市金沢区公会堂(2021年6月27日)にて、全日本ろうあ連盟創立70周年記念の映画「笑む」が再上映されました。
映画「笑む」の公式ホームページ
この上映会の際に、当研究室の学生さんが「ボランティア運営スタッフ」として協力させていただきました。この映画との【ご縁】は、社会人基礎力を養う「応用化学セミナー」という所属学科の授業です。
「応用化学セミナー」では受講する学生さんに、これから必要となる【社会人基礎力】を養ってもらうべく、学外の有識者や卒業生の授業を受講します。その卒業生の一人に、横浜市聴覚者協会理事の井上良貞先生がいらっしゃいます。44年前に関東学院大学で初めての聴覚障碍者として入学されました。当時、大学入学にあたり複数の大学に相談したそうですが、聴覚障碍を理由に入学を断られたそうです。今でも、井上先生は「関東学院大学のキリスト教に基づく建学の精神“人になれ 奉仕せよ”」に感謝していると話されました。
※ 現在は、全国の大学において、国からの補助等により大学の授業に対して手話通訳やノートテイク制度を利用できます。
井上先生の授業の様子は こちら
この授業も、私が関東学院大学に移動になってから4年目となりますが、毎年授業を聴講させていただきますが、井上先生のエネルギッシュで熱い授業に、自分自身を見直す「きっかけ」の授業となっています。井上先生より、急遽依頼があり、運営スタッフとして協力することとなりました。(たまたま、研究室見学に来た学部3年生にもご協力いただきました。誠に、誠にありがとうございます!!)
当日は朝より打ち合わせ!
手話サークルのボランティアと間違われたらしく、当日はバタバタしたそうですが、当ラボの学生さんにとっても手話というコミュニケーションのツールを実践的に学ぶ良い機会となったかと思います。
感染症にも配慮されており、「感染症対策ガイドライン」は非常に参考になりました。
ボランティアスタッフとしても映画を観覧させていただきました。ご厚意ありがとうございます。その後は、会場に来ていた映画「笑む」の監督 早瀬憲太郎さんとも写真を撮らせていただきました!早瀬憲太郎監督は、デフリンピックの自転車競技者でもあり、2017年のトルコデフリンピックでは「6位」入賞を果たしています。
まだまだ、感染症が収まりませんが、これからも映画「笑む」は全国で順次上映されますので、お近くの会場があればぜひともご覧ください。 私も映画を見ましたが、とてもハートフルな人間関係の映画でした。また、これまでと違い「手話」というコミュニケーションツールを使った映画でもあり、非常に記憶に残る映画です。
※上映スケジュールはコチラ
理工学部のホームページでも記事が掲載されました >> 理工学部ホームページ
この機会に「手話」を始めようか検討中です。備忘録として、いくつかの書式を記載しておきます。
お礼として、
後日、豆菓子@鎌倉名物頂きました!
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