さて,子どもたちも漫画を読めるようになってきた(ある文化では、マンガの読み方がわからないそうです。まだまだ世界は広く,自分の知識の浅さに驚きます)ので、いずれ科学マンガである【Dr. Stone】も全巻買っておこうかと悩んでいます。
Dr. Stoneでも【電池】等の文明の利器が沢山出てきますが,そのあたりも原理を知っておくと,いつも以上に面白みが増すかと思います。Dr. Stoneを読んだことがある方なら誰でもご存知の【石化武器メドゥーサ】。この駆動には,ダイヤモンド電池が出てきますが,実際に存在します。
カリフォルニアのスタートアップ企業のNDBが,リサイクルされた核廃棄物から作った,数千年間動作可能なナノダイヤモンドバッテリー(NDB:NanoーDiamond Battery)を報告しています。
使用済み放射性廃棄物である黒鉛を処理して純度を高めることで人工ダイヤモンドを合成します。ダイヤモンド内の放射性炭素は徐々に崩壊していき,その際に放出される粒子が半導体と同様の機構で微弱な電気エネルギーに変換される仕組みです。
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やはり,現実に即したマンガは面白いですよね。
今回は,小学校でもワークショップでマンガン電池を作ったり,中高で学ぶ「ダニエル電池」に関する授業動画を公開したいと思います。中学3年生で学ぶ【イオン化傾向】で電池の原理は理解することができます。もう少し言うと,中学校で学ぶ「リッチに貸そうかな~ひどすぎる借金」というイオン化傾向の語呂合わせは,大学では【標準電極電位】という一覧表を見ながら学ぶことになります。
電池の原理の【動画による解説】は ↓ ↓ ↓
また,電池の原理を学んだあとは,「電流」「電圧」「電気量」をイメージで理解します。
解説動画はこちら ↓ ↓ ↓
YouTubeチャンネル「とものらぼ」では,大学での実際の授業動画に加えて,中高の【実験】等もアップロードしていきます。お楽しみに!
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