錯体化学会 第73回討論会 @水戸市 参加

錯体化学会 第73回討論会 @水戸市 参加

2023年9月21-23日に水戸市で開催されました錯体化学会 第73回討論会に修士学生連れて参加してきました。日帰りです!

発表リスト

  • 瀬沼愛佑梨,佐々木涼,沖口陸,友野和哲,「Ru錯体を含む層状MnO 2を電極とする薄膜の膜厚変更による水素発生量への影響」,口頭,錯体化学討論会第73回討論会,2023年9月22日,2Fb-12.
  • 花谷明信,鬼塚咲,友野和哲,「アニオン駆動イオン電池における層間Co錯体の配位子置換による充放電性能への影響」,口頭,錯体化学討論会第73回討論会,2023年9月22日,2Fb-13.
  • 大川諒輔,阿部真弓,友野和哲,「層間金属錯体種による層状MnO2のMn価数制御が疑似容量へ及ぼす影響」,口頭(Zoom),第25回化学工学会学生発表会,2023年9月22日,2Fb-14.

久しぶりの特急電車。

お弁当屋が空いていたので無事に朝食をゲット。

やっぱり,学会の醍醐味ですな

久しぶりの「特急ときわ号」です。

座席の上に「ランプ」が付いていて,

赤:空席

黄色:そろそろ予約した人がのってくるから移動してね~

緑:予約されてるよ~

の意味でした。

これ!便利ですね

今回は日帰りなので,観光は出来ませんが駅前周辺を探索です。

ヒノキ造りの休めるところがありましたね。

あの人はどこにおるんやろか??

真横にいました!

後ろの建物が残念な感じですが,これはこれで後で学生さんに並んでもらう!

今回の学会会場は「水戸市民会館」。大学の体育館などで行われていた時は「猛烈な暑さ」だったので,こういった公共の会場で開催するのは良いですね。一般市民の方も見れるような処置をすればなおさら良いですよね。(特許の関係とかあるので)

水戸市民会館

めっちゃ綺麗でした。

これが「市民会館」かぁー

いざ、参戦です。

市民会館内を探索です。

撮影力がないので,写真では伝わらないかと思いますが、かなり素敵な建物でした。

座ってゆっくりできるところが多くって,これは近くに住んでいたらたびたび寄りますね。

▼ 近くにお立ち寄りの際はぜひ

水戸市民会館ホームページ は こちら

個人的には,立体の案内板ですね。

口頭発表 3件

水素班 瀬沼さん

ひとり目は,瀬沼さんです。水素発生触媒に関する研究を進めていただいいます。> 科研費

ピーク時を除いて,自然エネルギーによる電力が余っていることがあります。この電力は有効に活用されずに破棄されることがあります。「もったいない!」ということで,色々な方策が行われていますが,当ラボでは自然エネルギーを「水素」として貯蓄する研究を進めています。

いわゆる「Power to Gas」と言う分野ですね。

なかなか 接続がうまくいかないようですね。

焦るので、プラグもうまく刺さりません。。。

初めての対面での発表ですしね。

同期の大川さんがヘルプを。

瀬沼さんは 発表能力が高いので安心してみていられます。

再現性が高いというか,発表を何回やっても同じように発表できる「すごい」能力があります。

キャパ班 大川さん

ふたり目は 大川さんです。キャパシタに関する研究を進めてもらっています。山口大学から継続している研究内容で,大川さんは緻密に研究を進めてくれるタイプなので助かっています。

層状構造をもったキャパシタ材料を扱っていて,その層間に機能性物質を導入することで協奏的な効果により物質全体の性能を向上させる研究です。

個人的には3次元空間から層状と言う2次元空間に「次元性が低下」する際に,物質がどのような応答を示すのかに興味を持って研究を進めています。 > 科研費

威風堂々とスタート

初めての対面発表とは思えないほど,落ち着いています。

見たことないパワポが!

直前まで自主的にアウトプットの改善を図ることができる大川さんです。

まー緊張からか「めっちゃ早かった(笑)」

電池班 花谷さん

さんにん目は 花谷さん です。花谷さんには新規のアニオン駆動型のイオン電池の創製研究を進めていただいています。なかなか,物性として良いデータが出ていて楽しみです。また,弟子の鬼塚さんも引き強いので,今年思いっきり伸ばしてくださいね!!

研究室には3年後期から配属されます。初めから「大学院進学」を宣言してくれたので,すでに学会発表は5回目。

コロナ世代ですので,対面の口頭発表は今回が初めてとなります。

自主的にいろいろなことを調べて,研究に盛り込んでくれるので,研究室としても「視野が広がるキッカケ」をくれる貴重な花谷さんです。

学会直前まで研究を進めて,めっちゃ良い結果を出していました。

総じて「良かった!」です。

質疑応答などなど,たくさんの課題も見つかり。今後の発展に大きく期待できます。

発表終了後はセッション終了まで他大学の発表を聴講して,「これ、うちでも測定しよう」など色々と学びがありました。

日帰り学会でしたので,セッション終了後はダッシュで水戸駅です。

この学年も仲良しで何よりです。

写真も上手!花谷さん!

私も入るべきでした。

後ろには学会終了後の関係者たちがめっちゃくちゃいる感じで写真撮っています。

さすが,肝が据わっている花谷さんです。

最後に

「はいはい,つきあいますよ」という学生さんの声が聞こえそうですが,

撮りたかった写真に学生さんが協力してくれました

最高の1枚ですわ。

ノリが良くって,助かります。

いつもありがとうございます。

いわゆる,2023年度の学会シーズンがスタートしました。学内外のイベントもこなしつつ,教育と研究と学生さんとともに世界を少しでも楽しくしていきます。

ほしいものリスト

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今後ともよろしくお願いいたします。

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