「インフラのお医者さま」との邂逅 神奈川保健事業社 企業取材レポート

「インフラのお医者さま」との邂逅 神奈川保健事業社 企業取材レポート

横浜市金沢区に本社を構える「株式会社 神奈川保健事業社」。

社名だけを聞くと、医療機関かと思う人もいるかもしれません。でも実はこの会社、上下水道・廃棄物処理・インフラの保守といった、私たちの生活を支える“縁の下の力持ち”です。

株式会社 神奈川保健事業社

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2025年10月9日,当ラボの学生さんたちとともに企業取材に伺いました。

当日は田代様、原様、光村様、上村様をはじめ、多くの方に丁寧な説明と実演をしていただきました。
現場の空気と会社の哲学に触れる、充実の1日となりました。

会社概要説明:見えないインフラを支えるプロ集団

1956年創業の神奈川保健事業社さんは、浄化槽管理業から始まり、いまでは排水・給水設備の保守、廃棄物収集運搬・リサイクル、中間処理までをワンストップで担う企業へと成長しています。

  • 年商 40 億円(2024年度)
  • 取引先は大学・病院・ホテル・自治体など多岐にわたり、地域インフラの基盤を支える存在
  • 横浜DeNAベイスターズのスポンサー契約
  • エコアクション21を21年連続継続という環境への真摯な姿勢

特筆すべきは「地域に根ざして、確実にインフラを支える」姿勢。
華やかではなくとも、私たちの生活を確実に支える力強さがあります。

現場見学:学生たちが“リアルな仕事”に触れる

次に案内いただいたのは、配管や貯水槽といった実物の設備。排水管高圧洗浄のデモンストレーションです。普段見慣れない勢いよく水流が流れる様子はまさに“現場”そのもの。

普段の講義ではなかなか触れられない実機を前に、学生たちは自然と身を乗り出し、メモを取り、質問を重ねていました。

質疑応答

最後は学生と企業の皆さんとの対話。
仕事の一日の流れや資格取得のサポート、働くやりがいについて、活発なやり取りが交わされました。

学生さんの質問内容は別途公開していきます >> 【工事中】

私もいくつか質問させていただきましたが,その中で印象的だったのは

「社員の共通点をあえて言うなら……“いろいろな人がいる”ということ。それこそ百花繚乱なんです。」

という田代様の言葉

現場では、技術職・事務職・営業職がそれぞれの力を発揮しながら、互いを活かし合っているとのこと。多様性が力になる企業文化こそ、神奈川保健事業社の真の魅力なのかもしれません。

学生たちも「技術の現場を見て実感できた」「地域との関わりがリアルに感じられた」と感想を述べていました。

百花繚乱の会社が支える地域

神奈川保健事業社さんは、表に名前が出ることの少ない企業です。でも、暮らしの安心・安全を支えているのは、こうした企業の存在です。

  • ライフラインを止めない技術力
  • 地域に根ざした貢献(ベイスターズスポンサー・エコアクション21継続)
  • 多様性を活かす「百花繚乱」の人材力

「私が私が!!」という華やかさではない、確実にまちを支えている輝きがありました。そんな姿に、学生たちも私たち教員も、大きなインパクトを受けました。

また,丸山さん(大学広報)や金沢区役所の中村さん・浅埜さんも参加し、地域と大学と企業のつながりを感じる貴重な時間となりました。

最後に

神奈川保健事業社さん、貴重な機会をありがとうございました。
このブログがきっかけで、企業と大学、そして地域がさらに強くつながっていくことを願っています。

上の方に社名が映っています。会社のロゴマークは「水」でした。

取材参加メンバー

取材参加メンバー

佐々木さん松井さん須田さん山口さん/小林さん/佐野隼人さん/菅原さん/東さん/

学生の皆様も 感謝!

今後とも,友野ラボ × SAI をよろしくお願いします。

応援!いつもありがとうございます。 (‘◇’)ゞ

>> [とものらぼ」の欲しいものリスト

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