製本
2023年2月7日に修論発表会を修了したオッキーの修論製本があがってきました。
竹炭/CNT混合膜と層状MnO2薄膜による複合キャパシタ電極の開発および水素生成への応用に関する研究
修士(理工学)
修論のタイトルに示すように,当初はキャパシタ電極の高効率化に関する研究を進めていただいていました。その効率化の過程で,ガス発生によりデバイスが破損することが多くなりました。
この問題を解決すべく,沖口さんと議論を繰り返すうちに,低エネルギーで水素を発生できている可能性が非常に高いことに気が付き,沖口さんが主導となり「水素班」を立ち上げることとなりました。
右も左もわからない状態での研究は非常に大変だったかと思います。
いや~大変でしたね(苦笑)
▼
沖口さんと!
沖口さんは,アメフトで鍛えたメンタルとフィジカルで着実に成果を積み上げてくれました。その沖口さんの頑張りのおかげで,文部科学省の科学研究費補助金(基盤C)にも採択されました。(継続中)
▼
日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究C (No. 22K04715),「金属錯体を包含する層状Mn酸化物による水電解の高効率化と速度論解析」,【研究代表者:友野和哲】,令和4年(2022年)4月-令和7年(2025年)3月.
友野研究室の競争的資金の獲得状況は コチラ
沖口さんの研究業績は コチラ
コツコツと研究成果を確実に積み重ねる非常に優秀な学生です。今後の活躍も大いに期待しています。
水素班 引継ぎ
沖口さんは,2022年度で修了して友野ラボを修了し次のステージで頑張りますが,きちんと後輩の育成にも力を注いでくれました。
水素班のメンバー
瀬沼さん (B4)
佐々木さん (B3)
両名とも,修士に進学する予定です。また,両名とも2023年3月5日に開催される化学工学会学生発表会にて学会デビューします。頼りがいがある沖口さんにも直前まで色々と資料のチェックを受けていました。
まっ! 今後も 水素班より一層面白くなりそうです。
コメントを書く