いよいよ 恒例行事となりつつある 理工学部 学科横断の修士中間発表会を実施しました。
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第3回目の目次は コチラのPDFをご覧ください。 >【目次】第3回 コース横断修士中間発表会
理工学部の9学科
当研究室が所属する理工学部には【9】のコースがあります。生命科学,数理・物理,応用化学,健康科学・テクノロジー,先進機械,電気・電子,情報ネット・メディア,土木・都市防災,表面工学があります。
今回は,生命科学,数理・物理,応用化学,先進機械,情報ネット・メディア,土木・都市防災に所属の学生さんが主として発表しました。
また,生命科学の新家先生,先進機械の堀田先生,情報ネットの高橋先生には ご協力いただきました。この場を借りて感謝申し上げますと同時に,来年度もよろしくお願いいたします。
2024年度は,広く募集した結果【28件】の応募があり,ポスター発表の形式としました。
対面学会の重要性
感染症のために,対面学会を経験できない修士学生ために開催したのが本会のキッカケです。
私自身が,遠隔表を多く経験し,遠隔学会のメリットも多く享受しましたが,やはり「研究発表会」は対面が良いと思います。
対面学会のメリットは
- 会場の雰囲気を肌で感じれる
- 自分の講演時間(発表・質疑)後も,色々とお話しできる
- 隣の発表が「勝手に」目に入る
でしょうか。
やっぱり,その場にいることの臨場感はスイッチを入れる「きっかけ」となります。この「きっかけ」は自分自身を俯瞰してみることに優れていると感じています。
また,質疑が何よりもメリットが大きいかと感じています。講演中は興奮していることもあるので,質問に対してうまく答えられない場合もあります。対面の場合,会場内を探せば質問した方がいます。その方と「冷静な状態」でディスカッションすることができます。遠隔では、これがなかなか難しい。
そして,何よりも「興味のない発表」が目に入ってくるのが対面の良さです。遠隔の場合,自分の興味のある発表しか聞きません。しかし,対面の場合,色々な情報が入ってきます。その中で,長年疑問に思っていたことや課題を解決するヒントがあったりします。これは,能動的に発表を聞くスタイルである遠隔発表では難しく(自分の興味のあることしか見ないので視野が狭い),なんとなく覗いてみた発表に対するフラットな視点が視野を広くして、課題解決のヒントを思いついたりするかもしれません。
友野ラボの参加者
当ラボからは,6名の学生が発表しました。
いろいろな他学科の学生さんが発表に質問に来ていて、またうちのラボ学生さんも他学科のポスターを見に行っていたので,改めて
開催して良かった!
当ラボの学部4年生の
須田さん (左側で見切れてます)
宇佐さん
山口さん
も参加
発表の様子
当日は,辻森学部長 および 香西工学研究科委員長 に挨拶いただきました。
そして
私も一言お話させていただきました。
3回もやれば例年行事となることは間違いないので,今後も多くの大学院生の発表の機会を設けられればうれしい限りです。
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偶数と奇数に分かれて40分ずつポスター発表をしてもらった後には,さらに懇親してもらうべく!
寿司を準備しました!
口を動かせば会話も大いにはずみますし,国際学会ではごはんや飲み物を片手に研究ディスカッションが一般的です。
発案していただいた生命科学の新家先生には感謝しかありません!準備もありがとうございます!
また,食事を準備するにあたり
ご支援いただいた先生方(五十音順)!
新家先生,飯田先生,海老原先生,高橋先生,辻森先生,友野,中嶋先生,平澤先生,福谷先生,船木先生,古澤先生,堀田先生,元木先生,吉川先生
ここに感謝申し上げます
感染症も落ち着いてきましたので、一足早く「国際学会」の体験もしてもらいました。
寿司食いながら 研究ディスカッションも新鮮で良いですね。
発表者と参加研究室一覧
発表者一覧
- マイクロ波を利用したエステル・アミドの簡便合成とその反応促進効果に関する考察/ 荒井 りこ (あらいりこ) 修士2 年@生命科学 飯田研究室
- マイクロ波照射下におけるルテニウム-ビピリジル錯体の合成/ 稲餅 舞 (いなもち まい) 修士1 年@生命科学 飯田研究室
- MEMSセンサを用いた3 軸合成FFTによる転がり軸受の損傷検出とその検出精度/ 今井 祐樹 (いまい ゆうき) 修士2 年@先進機械 堀田研究室
- 層状マンガン酸化物の層間金属錯体変化がキャパシタ電極性能に及ぼす影響/ 大川 諒輔 (おおかわ りょうすけ) 修士2 年@応用化学 友野研究室
- チャンドラ・ディープ・フィールドサウス(CDF-S)における活動銀河核のX 線スペクトル解析/ 川邊 優衣 (かわべ ゆい) 学部4 年@数理・物理 中嶋研究室
- ケミカルシャペロンによるハプト藻の高温耐性改善について/ 高 雨沁 (こう うちん) 修士1 年@生命科学 新家研究室
- UAVから撮影した赤外線画像を用いた物体検出手法の密漁対策の検討/ 小林 政智 (こばやし まさとも) 修士2 年@情報ネット 元木研究室
- ケヅメリクガメの酸味受容体OTOP1とエサ探索行動の相関解析/ 紺谷 匠 (こんや たくみ) 修士2 年@生命科学 海老原研究室
- 電解液変更によるCo錯体を含む層状マンガン酸化物を用いた低電位水素生成/ 佐々木 涼 (ささき りょう) 修士1 年@応用化学 友野研究室
- 超新星爆発における原子核の組成/ 志田 敦 (しだ あつし) 学部4 年@数理・物理 古澤研究室
- 金時草のメラトニン合成酵素T5Hの配列決定/ 島田 剣太 (しまだ けんた) 修士1 年@生命科学 海老原研究室
- ステンレス製小径玉軸受の寿命調査/ 周 正 (しゅう せい) 修士1 年@先進機械 堀田研究室
- 力覚フィードバック装置の開発と評価/ 関口 音夢 (せきぐち おむ) 修士1 年@情報ネット 平澤研究室
- 金属錯体を挿入した層状MnO2薄膜の水素生成に及ぼす可視光照射の影響/ 瀬沼 愛佑梨 (せぬま あゆり) 修士2 年@応用化学 友野研究室
- 宇宙軟X 線観測用CCD+CMOSハイブリッドセンサカメラの開発/ 髙木 直矢 (たかぎ なおや) 学部4 年@数理・物理 中嶋研究室
- マイクロ波照射法を用いた4-フェニル酪酸等の簡便な合成法の検討/ 高橋 朱音 (たかはし あかね) 修士2 年@生命科学 飯田研究室
- Virtual Analog Modellingを使用したエフェクタの再現/ 髙橋 亮樹 (たかはし かつき) 修士1 年@情報ネット 平澤研究室
- Pythonを用いた銀河系のN体シミュレーション/ 高橋 良朋 (たかはし よしとも) 学部4 年@数理・物理 古澤研究室
- 微細藻類Tisochrysis luteaにおける形質転換系の最適化/ 徳江 快斗 (とくえ かいと) 修士2 年@生命科学 新家研究室
- ジシアリルT 抗原の合成を目的とした構成単位の合成検討/ 縄 大輝 (なわ だいき) 修士2 年@生命科学 飯田研究室
- 可視光応答型層状マンガン酸化物を正極材料に用いたアニオン駆動型電池の高容量化と開発/ 花谷 明信 (はなや あきのぶ) 修士2 年@応用化学 友野研究室
- X 線撮像分光衛星XRISM搭載Xtendの軌道上エネルギー較正/ 早川 海都 (はやかわ かいと) 学部4 年@数理・物理 中嶋研究室
- 脂質イオン種による層間反応場の性質変化の制御と有機色素の吸着/ 松井 誠実 (まつい まさみ) 修士1年@応用化学 友野研究室
- 宇宙軟X 線観測用CMOSカメラの開発/ 宗村 光留 (むねむら ひかる) 学部4 年@数理・物理 中嶋研究室
- 円筒ころ軸受におけるラジアル荷重と転動体公転速度との関係/ 矢嶋 皓範 (やじま ひろのり) 修士2 年@先進機械 堀田研究室
- 簡易的で実践的な炎色反応実験/ 山内 弥佳 (やまうち もか) 修士1 年@生命科学 飯田研究室
- 層状MnO2の色素吸着型キャパシタへの展開に関する研究/ 吉野 暖人 (よしの はると) 修士1 年@応用化学 友野研究室
- ケヅメリクガメの辛味受容体TRPV1遺伝子の解析/ 若林 貴大 (わかばやし たかひろ) 修士1 年@生命科学 海老原研究室
関連研究室一覧
■生命科学コース:海老原研究室 飯田研究室 新家研究室
■数理・物理コース:中嶋研究室 船木研究室 古澤研究室
■応用化学コース:友野研究室 鎌田研究室
■先進機械コース:堀田研究室
■情報ネット・メディアコース:平澤研究室 元木研究室 高橋研究室 吉川研究室
■土木・都市防災コース:福谷研究室
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