昨年に引き続いて,理工学部 学科横断の修士中間発表会を実施
目次はコチラ > 修士中間発表会の目次
理工学部
当研究室が所属する理工学部には9のコースがあります。生命科学,数理・物理,応用化学,健康科学・テクノロジー,先進機械,電気・電子,情報ネット・メディア,土木・都市防災,表面工学があります。
感染症も落ち着いてきたので,学生さんいは「対面での発表経験」を思う存分,積んでいただければと思います。
対面学会の重要さ
これまで,遠隔での発表を多く経験してきて,遠隔での学会のメリットも多く享受しましたが,やはり発表するのであれば,「研究発表」は対面が良いと思います。
対面学会のメリットは
- 会場の雰囲気を肌で感じれる
- 自分の講演時間(発表・質疑)後も,色々とお話しできる
- 隣の発表が「勝手に」目に入る
でしょうか。
やっぱり,その場にいることの臨場感はスイッチを入れる「きっかけ」となります。この「きっかけ」は自分自身を俯瞰してみることに優れていると感じています。
また,質疑が何よりもメリットが大きいかと感じています。講演中は興奮していることもあるので,質問に対してうまく答えられない場合もあります。対面の場合,会場内を探せば質問した方がいます。その方と「冷静な状態」でディスカッションすることができます。遠隔では、これがなかなか難しい。
そして,何よりも「興味のない発表」が目に入ってくるのが対面の良さです。遠隔の場合,自分の興味のある発表しか聞きません。しかし,対面の場合,色々な情報が入ってきます。その中で,長年疑問に思っていたことや課題を解決するヒントがあったりします。これは,能動的に発表を聞くスタイルである遠隔では難しく(自分の興味のあることしか見ないので視野が狭い),なんとなく覗いてみた発表に対するフラットな視点が視野を広くして、課題解決のヒントを思いついたりするかもしれません。
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当ラボの参加者
当ラボからは,人数の関係で修士1年組の3名が参加しました。
それぞれが,持ち味を生かした発表をしていて指導教員の私は満足でした。
改めて
開催してよかったですね!
また,内の学生さんにも「裏方」として多くのサポートしていただきました。ありがとうございます。
写真にはないですが,吉野さんには「ベル係」,松井さんには「お茶係」,他
左に右に動きながら,佐々木さん,鬼塚さん,黒神さんにも活躍してもらいました。(写真撮り忘れ)
当日の発表目次
発表の目次および関連研究室は以下の通りです。
発表目次 (五十音)
- 安価な 3 軸合成 FFT を用いたベアリングの損傷検出頻度の検証 /今井 祐樹@先進機械・堀田研究室
- マゼランペンギンの TRPV1 の解析 /内田 千尋@生命科学・海老原研究室
- 異鎖長の脂質で被膜下金属錯体を有する層状 MnO2の電気化学特性の比較 /大川 諒輔@応用化学・友野研究室
- 敵対性構造を用いた Stable Diffusion のプロンプト生成システムの開発 /コ セイ@情報ネット・高橋研究室
- ケヅメリクガメの酸味受容体 OTOP1 の変異解析 /紺谷 匠@生命科学・海老原研究室
- 層間 Ru(bpy)3錯体による MnO2薄膜の作製と水素生成 /瀬沼 愛佑梨@応用化学・友野研究室
- 微細藻類 Tisochrysis lutea(T-Iso 株)における形質転換系の最適化 /徳江 快斗@生命科学・新家研究室
- 高速ニッケルめっきにおけるブチンジオールが皮膜に及ぼす影響 /莫 凡@表面工学・材料・表面工学研究所(田代)
- 三元系層状 MnO2正極材のマンガン価数制御による充放電特性評価 /花谷 明信@応用化学・友野研究室
- 弱電解処理による無電解 NiP めっき液中 Zn の低減化条件の検討 /松浦 万裕@表面工学・材料・表面工学研究所(田代)
- 円筒ころ軸受のラジアル荷重と転動体公転速度との関係 (回転速度 4000min-1以下かつ定速の場合) /矢嶋 皓範@先進機械・堀田研究室
- 味覚受容体機能解析のための細胞構築 /渡辺 初音@生命科学・海老原研究
関連研究室
■生命科学コース:海老原研究室 新家研究室
■数理・物理コース:中嶋研究室 船木研究室 古澤研究室
■応用化学コース:友野研究室 鎌田研究室
■先進機械コース:堀田研究室
■情報ネット・メディアコース:高橋研究室
■電気・電子コース:石坂研究室
■健康科学・テクノロジー:木村研究室
■土木・都市防災コース:福谷研究室
■表面工学コース: 田代研究室 盧研究室
Webニュース
理工学部の「おしらせ」に掲載していただきました。 >> こちら
大学の「研究活動」にも掲載していただきました。>> こちら
[…] また,理工学部には11の学科(コース)がありますが,修士中間発表として横断的な繋がりも形成しています。 […]
[…] いよいよ 恒例行事となりつつある 理工学部 学科横断の修士中間発表会を実施しました。> 第2回はコチラをクリック >第1回はコチラをクリック […]