電気陰性度 応用例 その1 結合の種類と結晶分類

電気陰性度 応用例 その1 結合の種類と結晶分類

YouTube授業動画の紹介です。「無機化学」の授業動画は,高校化学の範囲も多く含めて解説していますので,高校生にもぜひとも視聴していただければと考えて編集しています。

さて!

電気陰性度といえば,原子間の電子を引っ張る強さの尺度ですね。

フッ素(F)最強!

と,語呂合わせでも何でもないですが,何度も唱えて,電気陰性度はフッ素が一番大きいです。

画像からもお分かりのとおり,ハロゲン族(フッ素,塩素,臭素,ヨウ素)が全体的に,電気陰性度が高い傾向があります。

この電気陰性度は,「フッ素最強!」だけではなく,「電子に関連する内容」なので,何かと他の単元でも出てきます。

化学結合と結晶

電気陰性度が関係してくる単元として,「化学結合と結晶」があります。

化学結合と言えば,共有結合・イオン結合・金属結合があります。分子間力として,ファンデルワールス力と水素結合があります。

また,それぞれの結合に由来した結晶があります。共有結晶・イオン結晶・金属結晶ですね。そして,分子間力は分子結晶と言います。

これらの結晶の性質として,融点・硬さ・導電性です。

表にすると下記のようですね。

これを「暗記」している生徒さんがいますが,電気陰性度で分類化することで,暗記する量をグッと減らすことが可能です。

是非とも,ご視聴いただき,コメント欄に「わかったことや作成してもらいたい内容」など書いていただいても構いません。

皆さんのペーパーテストの点数アップと化学の面白さに貢献できれば幸いです。

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